【ニュース】 藤田観光WHG事業グループ、横浜伊勢佐木町ワシントンホテル内に常設の「研修センター」を開設、人材育成を強化 神奈川県横浜市
2015.10.14
藤田観光株式会社WHG事業グループ(東京都文京区、北原昭最高業務執行責任者)は、「横浜伊勢佐木町ワシントンホテル」(横浜市中区)内に常設の「研修センター」を10月に開設した。
同社は、中期経営計画で、2019年までに10ホテルの新規出店を目標としており、今年4月にホテルグレイスリー新宿を開業。
今後も、那覇・京都に2ホテル、韓国ソウルへの出店が既に決定している。
新規ホテルのスムーズな立ち上げには、スタッフの人材教育が欠かせず、来年以降に控えた新規ホテルの開業に向けて、これまで以上に人材教育の質とスピードを上げていく必要があるという。
従来は各ホテルでの研修を基本としてきたが、より効率的かつ統一した研修を実施するため、今回、新たに「研修センター」を立ち上げた。
同研修センターでは、実際のフロントや客室を再現。
予約の受付からチェックイン、チェックアウトなどのフロント業務や、客室設備を配したモデルルームで、ホテルスタッフとしての基礎的な技術や客室知識を習得することができるという。
また、統一の研修プログラムを策定することにより、サービス水準・品質の向上、顧客満足度の向上を図る。
加えて、テストキッチンを併設し、「新規メニューの開発」も実施するほ
か、「レベニューマネジメント研修」「接客サービス研修」など、スキル別の研修を実施するとともに、新たに資格制度を制定するなど既存スタッフへの教育も強化。
全スタッフのモチベーション向上、従業員満足度向上によりさらなる高品質なサービスの提供を推進していくとしている。
「研修センター」の所在地は神奈川県横浜市中区長者町5-53横浜伊勢佐木町ワシントンホテル18階。
設備は、フロントカウンター(2カウンター)、スマートチェックイン機1台、モデルルーム1室、テストキッチン、研修室3室(各室スクール形式30名収容、最大102名)、パソコン30台。