【ニュース】 びわこビジターズビューロー、滋賀県内を7つに区分し、8段階で虹が出る確率を予想する全国初の「虹予報」を一般公開、WEBサイトで毎日発信 滋賀県大津市
2015.10.13
公益社団法人びわこビジターズビューロー(滋賀県大津市)は10月9
日、県内に現れる虹を予想する全国初の「虹予報」を発表した。
当日は、東京駅特設ステージで、フリー・アナウンサーの皆藤愛子さんが「虹予報キャスター」となって「虹予報」を発表。
10月9日以降は、特設サイト「旅せよ乙女 虹色エモーション」で、毎朝6時30分にその日の予報を発表する。
滋賀県の「虹予報」は、日本気象株式会社から出される「虹指数」をもとに、全国で初めて虹の発生率を予報し、一般公開するもの。
県内を7つのエリアに分け、指数値が大きいほど虹が発生する期待度が高くなる、「0」から「7」までの「虹指数」で虹が発生する可能性を表す。
同県は日本最大の湖・琵琶湖が山に囲まれる地形で、にわか雨が多いことなどから、虹が出現しやすいとも言われており、観光資源の一つとして着目した。
第1回目の発表となった東京駅では、三日月大造滋賀県知事と、佐藤良治びわこビジターズビューロー会長が見守る中、皆藤さんが特設ステージモニターに映し出された天気図を見ながら、虹が出る確率を8段階で予想する「虹予報」を発表。
行き交う人々も足を止め関心を寄せていたという。
また、「なぜ滋賀県には虹が多く見られるのか?」など、虹発生のメカニズムの解説や虹予報の説明なども行われ大きな反響を得た。
今後「虹予報」は、滋賀県観光情報サイトで毎日公開予定、県の魅力を7色で表現した観光情報の動画も合わせて紹介することにより、観光客どうしの交流の場になることも期待している。
また、一般の人々からも、滋賀の虹写真をSNS(instagram)で募集する。
ハッシュタグ「♯びわこレインボー」を付けて投稿することで、「♯びわこレインボー」で検索すると、すべての投稿写真が閲覧できるようにした。
虹指数が高い日には、多数の投稿が見られる可能性があるという。