【ニュース】 西鉄ホテルグループ、 ホテルグループの新ブランド「CROOM(クルーム)」を創設、第一弾では平成28年1月に現「西鉄イン博多」を「西鉄ホテル クルーム 博多」へリブランド 福岡県福岡市

2015.10.06
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は、ホテルグループの新ブランド「西鉄ホテルCROOM(クルーム)」を創設する。

西鉄ホテルグループではこれまで、フルサービスホテル「西鉄グランドホテル」、都心型ホテル「ソラリア西鉄ホテル」、宿泊特化型ホテル「西鉄イン」の3ブランドを展開してきた。
今回創設する同ブランドは、多様化するニーズに対応し、眠りだけではなく、「ホテルで過ごす場面」を重視して企画、全国各都市への展開を予定している。

同ブランドのコンセプトは「理想の居室空間となれるホテル」。
ターゲットには、ビジネス利用客に加え、より「こだわり」を求める利用客を設定し、感性豊かな女性や滞在の楽しみを求める観光客も喜ぶホテルを目指す。
新たに4ブランドに構成することで、各ホテルの魅力を分かりやすく利用客に伝えて、一人ひとりの期待に応えるサービスを提案するとしている。
20151005クルーム

新ブランド名称「CROOM(クルーム)」は、COMMUNICATION(交流)・CHEERFUL(快活な、元気のいい)・COMFORTABLE(快適な、気持ちのよい)・CREATIVE(創造的な)のCにROOMを合わせたもの。
「交流が生まれる活き活きとした空間」「創造性が生まれる快適な空間」を提供し、「旅先の家」となる寛ぎの空間で、利用客を「くるむホテル」でありたいという気持ちを表現した。

同ブランド第一弾では、現「西鉄イン博多」(福岡市博多区)を全面リニューアルし、「西鉄ホテル クルーム 博多」として、平成28年1月にリブランドブランドを予定している。

第1号店の博多では、共用部のラウンジを新設し、ドリンクサービスの充実や、香りの演出などによる居心地のよい滞在空間を提供。
フロントでは、独立型のカウンターや、利用客が座れるカウンターを設
け、より丁寧な対応を実現する。
客室は、184室をプレミアムルーム化し、水廻りを一新するなど付加価値を高め、全客室のレイアウトを見直し滞在空間の充実とアメニティ等の見直しによる快適性を向上させる。
また、大浴場は温泉化し、浴場から眺められる庭園はグリーンを充実させ、癒しの空間へ進化させるという。

「西鉄ホテル クルーム 博多」の運営会社は、株式会社西鉄ホテルズ
(福岡市中央区、吉村達也社長)。
リニューアル後のフロア構成は、14階がプレミアムレディス40室・プレミアムレディスツイン2室、13階・12階がプレミアムビジネス80室・プレミアムツイン4室 、11階がプレミアムダブル40室・プレミアムツイン2室、10階~3階がシングル319室・プレミアムツイン 16室、2階がロビー・フロント・ラウンジ・飲食店、1階が温泉大浴場・飲食店・コンビニエンスストア。
客室数は、シングル319室・プレミアムシングル120室・プレミアムダブル40室・プレミアムツイン24室の計503室。