【ニュース】 マリモ、複数の不動産開発会社が参画する「独立系の建物管理会社」を設立、営業を開始 広島県広島市
2015.10.01
株式会社マリモ(広島市西区、深川真社長)は、分譲マンションの建物管理会社「株式会社GMアソシエ」(広島市西区、深川真社長)を設立、
10月1日より営業を開始した。
GMアソシエは、複数の不動産開発会社が参画する、「独立系の建物管理会社」を目指した、新しい形の建物管理会社。
建物管理委託を希望する不動産開発企業の参画を募ることで、サービスの質の向上と事業規模の拡充を図るとしている。
通常、分譲マンションの建物管理会社は、分譲マンションの事業主となる不動産開発会社が、単独で子会社化している事例が多い。
子会社の建物管理会社は、親会社から安定した管理物件の供給を受けられる反面、親会社の業績によって、管理物件の受注が影響を受ける懸念がある。
一方、単独企業で建物管理事業を行うには、一定以上の事業規模と人員が必要になるという。
GMアソシエの「GM」は、グランドマネジメント(Grand Management)の頭文字。
また「アソシエ」は、フランス語で「人と人の共同(つながり)」を意味する言葉で、コミュニティにいる人々との連携を示す。
GMアソシエの社名は、「複数の不動産開発会社が参画する、独立系の建物管理会社」という、これまでの枠に留まらない組織体制を意味するという。
今後は、出資企業の分譲マンション事業からの建物管理業務受注に留まらず、自社で建物管理会社を保有していない不動産開発会社の参画を募り、管理棟数のさらなる増加を目指す。
管理物件数を増やすことで、マンション管理業務に加え、居住者・管理組合向け損害保険、居住者向け物品販売の斡旋等(居住者サービスの向上)も拡充させ、参画企業全体に対し、質の高い建物管理を提供。
また、単独の不動産開発企業の子会社ではないことから、出資会社の業績に左右されず、独立した経営となるため、管理会社の変更等のリスクも軽減できるとしている。
営業初年度は、管理棟数12棟、管理戸数812戸を予定しているという。
株式会社GMアソシエの設立は2015年6月12日(営業開始は10月
1日)。
資本金は1,000万円、資本比率はマリモ85%。
所在地は広島市西区庚午北1丁目17-23。