【ニュース】 瀬戸内ブランド推進連合、平成28年4月を目途に「一般社団法人 せとうち観光推進機構」を設立・移行、瀬戸内ブランドの旗艦として強いリーダーシップを発揮 広島県広島市
2015.07.31
瀬戸内ブランド推進連合は、エリア全体を俯瞰(ふかん)してマネジメントできる組織へと発展改組するため、平成28年4月を目途に、新法人「一般社団法人 せとうち観光推進機構」へ移行する。
「瀬戸内ブランド推進連合」は平成25年4月22日に設立。
瀬戸内を共有する7県(兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)が「瀬戸内ブランド」を確立し、交流人口の拡大による地域経済の活性化の促進と、豊かな地域社会の実現を図ることを目的とする団体として活動してきた。
新法人では、確かなマーケティング戦略の策定と独立した意思決定のもと、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた観光客誘致で地域間競争を勝ち抜くことを目指す。
また、国の「地方創生」の取組を踏まえ、観光関連事業者や金融機関等と広域に連携し、瀬戸内ブランドの旗艦として、より強いリーダーシップを発揮し、推進体制を構築するとしている。
新法人の3つの目標は、「瀬戸内」への来訪意向を、国内最大の観光地ブランドである北海道、沖縄と同程度の50%まで高めること。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、広域観光周遊ルート
「せとうち・海の道」で外国人延宿泊者数を3倍まで増加させること。
瀬戸内への来訪意向を、2013年の27.9%から2020年に50%という国内最大の観光地ブランドである北海道・沖縄と同程度まで高め、外国人延宿泊者数を2013年の120万人泊から2020年に360万人泊とし、国が設定する2030年の目標数値を前倒して達成すること。
新法人の名称は「一般社団法人 せとうち観光推進機構」(日本語名)、「The Inland Sea, SETOUCHI Tourism Authority」(英語名)。
設立時期は平成28年4月(目途)。