【ニュース】 国土交通省、三菱東京UFJ銀行の民間都市再生事業計画「(仮称)伏見町三丁目計画」を認定 大阪府大阪市
2015.07.30
国土交通省は7月29日、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、今年4月30日付で株式会社三菱東京UFJ銀行が申請していた民間都市再生事業計画「(仮称)伏見町三丁目計画」について、同法第
21条第1項の規定により認定した。
計画の認定を受けた民間事業者に対しては、都市再生特別措置法に基づく特例(金融支援等)、税制上の支援措置等が適用される。
同事業は、都市再生緊急整備地域として定められている御堂筋周辺地域で、風格ある国際的な中枢都市機能集積地を形成し、御堂筋のにぎわいを創出する地域整備方針の実現に向け、業務機能の強化や御堂筋の歴史に配慮した建築デザイン及び上質なにぎわい機能の導入による風格あるビジネスゾーンを形成するというもの。
合わせて、地下鉄駅連絡通路のバリアフリー整備等による歩行者の利便性の向上を図ること等により、大阪の都市再生に貢献することを目的とする。
「(仮称)伏見町三丁目計画」の事業区域は大阪市中央区伏見町3丁目10番1号、伏見町3丁目1番、高麗橋3丁目30番1、高麗橋3丁目41
番。
事業区域の面積は1万5.12㎡、建物はA棟・B棟の2棟構成。
A棟の建物は地上21階・塔屋2階・地下3階、敷地面積は3,178.14
㎡、延べ床面積は4万2,329.65㎡。
B棟の建物は地上18階・塔屋2階・地下3階、敷地面積は2,358.64
㎡、延べ床面積は2万4,956.97㎡。
公共施設の種類・規模等は広場が2,212.81㎡・緑地が138.20㎡。
建物構造は鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造。
用途は事務所・銀行・飲食店舗・ギャラリー・自動車車庫・自転車駐輪
場。
事業施行期間は平成27年5月1日~平成32年3月31日。