【ニュース】 鯖江市、最大半年間家賃無料で「とりあえず住んでみる」体験移住プロジェクト「ゆるい移住」を実施、参加希望者向け説明会を8月9日に東京で、10日に大阪で開催 福井県鯖江市

2015.07.10
鯖江市政策経営部地方創生戦略室は、同市が管理する住宅を2015年10月から最大半年間「家賃無料」で共同利用し、鯖江での暮らしを試す体験移住事業「ゆるい移住」プロジェクトを10月より開始する。

対象者は地方への移住・田舎暮らしを希望する35歳以下の若者(福井県出身者を除く)。
参加希望者向け説明会を8月9日に東京で、10日に大阪で開催する。

同プロジェクトは、同市が管理する住宅を、希望者に家賃無料でしばらく開放し共同生活をすることで、まずは気軽に鯖江での暮らしを体験してもらおうというもの。
市の職員や地域の市民・団体などと自由に関わり合いながら、どうすれば地方の田舎暮らしが魅力的なものになるのかを一緒に考えてもらう実験的な地方創生プロジェクトだという。
受け入れ側の同市では、あえて移住後の目的という出口をあらかじめ一切設けず、仕事の斡旋なども行わないとしている。

プロジェクトにあたっては、「鯖江市役所JK課」のプロデューサーでもある慶應義塾大学の若新雄純(わかしんゆうじゅん)特任助教が「ゆるい移住」プロジェクトのコーディネーターとして企画立案や運営に参加。
同氏が客員教員を兼任する福井大学産学官連携本部と共同で、移住促進のための調査研究なども行う。

参加希望者は、東京(8月9日)もしくは大阪(8月10日)の説明会に出席後、9月5日~6日にかけて鯖江市内の事前合宿に参加(必須)、ここで最終申し込みを受け付ける。
そして10月から最大半年間、市が家賃無料で提供する住宅の約75㎡の3LDK×2戸で、体験移住者同士で共同生活を行う。
また、募集人数は5~10名程度としているが、1戸あたりの利用人数や方法等についても、参加者同士が話し合って決めるとしている。

体験移住プロジェクト「ゆるい移住」の参加対象は、福井県出身者を除く20歳~35歳以下の若者。
対象期間は2015年10月~2016年3月(最大半年間)。
提供住居は鯖江市が管理する住宅。
3LDK×2戸での参加者同士による共同生活で、期間中は家賃無料(光熱費等は実費負担)。
募集人数は5~10名程度(応募状況によっては選考・選抜を行う)。
説明会の申し込みは鯖江市体験移住事業「ゆるい移住」WEBサイトよ
り。