【ニュース】 JR西日本宮島フェリー、「ななうら丸」の老朽化に伴い新船を建造、就航予定は平成28年11月上旬 広島県廿日市市
2015.07.06
JR西日本宮島フェリー株式会社(JR西日本100%出資、広島県廿日市市)は7月3日、同社が現在運航している「ななうら丸」の代替船を建造すると発表した。
「ななうら丸」は昭和62年(1987年)2月に旧国鉄宮島航路に就航。
以来、28年余りの長きにわたり使用しており、現在保有している3隻の中では最も古い船舶となっていた。
代替船の建造にあたっては、安全性や環境性能の向上を図る。
広々としたバリアフリー室の完備で好評を得ている「みやじま丸(平成
18年建造)」に続き、快適で豪華な船を目指すという。
就航予定は平成28年11月上旬。
船名は「ななうら丸」。
船型は両頭フェリー(船首および船尾が同型で、操縦装置およびプロペラを前後に有する。操縦・環境性能の向上から、可変ピッチプロペラ・カーボンプロペラを採用)。
総トン数は275トン、全長は37.5m、全幅は10.0m。
主機関出力は736キロワット、航海速力は9.0ノット。
定員は800名。