【ニュース】 弘前市、今世紀最初で最後となる弘前城の本丸石垣修理・天守曳屋を国内外に広く情報発信、各種イベントなどを実施 青森県弘前市

2015.07.02
弘前市は、今世紀最初で最後となる弘前城の本丸石垣修理・天守曳屋を国内外に広く情報発信するとともに、市民や観光で訪れる多くの人々に同事業を身近に体感してもらうため、各種PRイベントを展開する。

7月1日~11月23日には、「お殿様・お姫様衣装着付け体験」を武徳殿で開催。
増加傾向にある訪日外国人や、多様化する観光ニーズに対応するた
め、衣装着付けコーナーを設置する。
また、石垣修理・天守曳屋に合わせ、工事中バージョンの「たか丸くん」の着ぐるみを作成、7月より観光キャンペーンや各種イベント等でPR活動を行うという。
20150702弘前市

8月16日には、工事関係者による地鎮式後、世紀の事業となる曳屋の初日に、100年ぶりに動き出す天守を見守るイベント「地切(じぎり)式」を実施。
曳屋とともに、四季の素材等、弘前ならではの魅力を取り入れたタイムラプス作品を制作し、国内外に発信する(8月配信予定、随時更新)。

その他、9月以降は、小学生曳屋工事見学会を9月7日~10月6日に、曳屋体験イベント「曳屋ウィーク」を9月20日~27日に本丸で実施するほか、東京・新宿でも「バーチャル曳屋イベント」を9月20日・21日に実施。

11月以降も、第13回全国城跡等石垣整備調査研究会、プロジェクションマッピングなどを予定しているという。