【ニュース】 鳥取県、首都圏在住の20~40代の若者世代を対象に全5回のプログラムで「起業・地域づくりアカデミー」を開講 鳥取県鳥取市

2015.07.02
鳥取県は、首都圏在住の20~40代の若者世代を対象に、移住定住の促進やネットワーク化を図る起業・地域づくりアカデミー「鳥取スタートラボ」を、2015年7月12日~2016年1月31日に首都圏と鳥取県で開催する。

同ラボのコンセプトは「地方での生業をイメージする」。
地域活性化や地域課題の解決、まちづくりなどに興味がある人々が集まり、実際に現場のリアルな声を体感しながら、地方でどのような「コト」が出来るのかをお互いに議論し、考えるという。
同ラボのプログラム全5回で、約半年にわたる長期的な施策は、同県としても初めての試みとなる。
20150702鳥取県

7月12日には、アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(東京都港区)で第1回講座・ワークショップ「鳥取を知る」を開催。
多岐にわたったまちづくりを行う鳥取市鹿野町の団体「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」の副理事長・小林清氏をはじめ、八頭(やず)町の「農業による地域おこし」に携わる平賀謙太氏(ふなおか共生の里づくり推進協議会事務局長)、智頭(ちず)町の「自伐型林業による山づくり」に携わる國岡将平氏といったゲストスピーカーが、地域の魅力や特徴、独自の取組についての活動報告を行う。

第2回以降のプログラムでは、7月25日・26日に鳥取を訪れ、地域での暮らしや働きを体感する。

8月22日には、大学生と地域をつなげる活動をしている田中玄洋氏
(NPO法人学生人材バンク代表・株式会社おむすび代表)による、生業モデルワークショップを実施。

2016年1月31日には、これまでのプログラムを通して考案した「生業モデル」を発表する最終プレゼンを行う。
課題設定を行うスキルや課題解決へのアプローチ法・取り組み方、地方で暮らす際の「生業モデル」のデザイン力などを養うという。

第1回講座「鳥取を知る」の開催日時は7月12日の13時30分~17時
30分。
会場はとっとり・おかやま新橋館(東京都港区新橋1丁目11番7号 新橋センタープレイス2階)。