【ニュース】 東邦ガスグループなど、港明用地開発で新たなまちの名称・施設等を決定、新たなまちの名称は「みなとアクルス」 愛知県名古屋市

2015.07.01
東邦ガス株式会社・東邦不動産株式会社・三井不動産株式会社・三井不動産レジデンシャル株式会社は6月30日、名古屋市港区で新たなまちづくりに着手したと発表した。

事業主体となる東邦ガスグループは、今年2月に名古屋市から都市計画決定が告示され、5月に開発許可を得たことから、基盤整備工事に着手。
「人と環境と地域のつながりを育むまち」を開発コンセプトとし、これを具現化する新たなまちの名称を「みなとアクルス」とした。

「みなとアクルス」では、まち全体に一体感をもたせ、地域住民や来訪者が憩い、交流できる緑豊かな都市空間を創出する。
また、ガスコージェネレーションを中心に、電気・熱・情報のネットワークを備えた「スマートタウン」を構築し、環境にやさしいまちを実現する。
さらに、災害時でもエリア内でのエネルギー供給を継続するとともに、地域の防災活動を支援するとしている。
20150701東邦ガス

「みなとアクルス」は、4つのゾーンで構成する。

第I期開発では、「にぎわい・交流ゾーン」に三井不動産が東海3県で初進出となる「ららぽーと」(大型ショッピングセンター)を、「住宅ゾーン」に三井不動産レジデンシャルが約500戸の集合住宅(分譲)を計画。

また、東邦ガスグループでは、「スポーツ・レクリエーションゾーン」にゴルフ練習場やベーカリー&喫茶などを、「複合ゾーン」にエコステーションを、「にぎわい・交流ゾーン」にエネルギ-センターを建設する。

各ゾーンは、2016年春から2017年にかけて、順次 各施設の竣工・開業を予定しており、共同事業者4社では、引き続き先進的かつ魅力的なまちづくりに向け、開発を推進していくとしている。

開発場所は名古屋市港区港明二丁目他。
開発面積は約31ha(ナゴヤドーム6個分)。

第I期開発(約20ha)は、商業施設・集合住宅・スポーツ施設等。
供用開始予定は2016年春~。

第II期開発(約10ha)は複合業務施設・集合住宅等。
供用開始予定は2021年~。