【ニュース】 ウーマンスタイル、「発酵食を職にする」4日間の集中プログラム「発酵食大学 大学院」の第3期生を募集 石川県金沢市

2015.07.01
塩糀や甘酒、いしるなど、石川県の発酵食を通して食を学ぶ「発酵食大学」(企画運営:株式会社ウーマンスタイル、成田由里代表)は、「発酵食大学 大学院」の第3期生を募集する。

「大学院」は、「発酵食を職にする」ことを目的とした4日間の集中プログラム。
石川県立大学の教授陣や麹料理研究家・小紺有花さんの指導のもと、発酵のメカニズムや発酵食品を専門的に学ぶ。
卒業生は「発酵食エキスパート」に認定され、発酵食を教える講座開設が可能となる。
開催日は8月1日・2日、9月5日・6日。
20150701発酵食大学院

石川県は「かぶら寿し」、「ふぐの卵巣の糠漬け」、能登の魚醤「いしる」など、珍しい発酵食品が受け継がれている、発酵食文化の豊かな場所。
しかし、石川県の発酵食品メーカーは規模が小さく、伝統の発酵食品は食文化の洋食化により衰退傾向にあること、企業の情報発信力が弱いことなどが課題となっていた。

こうした中、発酵食大学は、「石川県を発酵というキーワードで繋ぎ、現代人が求める新たな価値をプラスして発信する」地域活性の取り組みとしてスタートしたもの。
石川県を発酵の聖地にするため、地元老舗企業、石川県立大学の教授陣、全国的にも人気のある麹料理研究家が結集し、ここでしか学べない発酵食品の「知識」「活用」「体験」を提供するとしている。

「発酵食大学 大学院」の募集期間は7月20日まで、開催日は8月1日・2日、9月5日・6日の4日間。
開催地は石川県立大学ほか各見学先蔵元。
受講費は17万2,800円(税込、認定試験受験料含む)。
協賛企業は、株式会社加賀屋、株式会社金城納豆食品、株式会社四十萬谷本舗、株式会社高野酢造、株式会社福光屋、株式会社ヤマト醤油味噌、株式会社六星、株式会社ホリ乳業。
石川県の発酵を支える蔵元が見学や知識の提供で協力する。