【ニュース】 山陽SC開発、減築後の倉敷駅ビルで商業施設「サンステーションテラス倉敷」を4月27日に開業 岡山県倉敷市

2015.03.17
JR西日本グループの山陽SC開発株式会社(岡山市北区、押川正大代表)は、JR西日本による減築工事後の倉敷駅ビル(岡山県倉敷市、地上1階・2階)で、商業施設「サンステーションテラス倉敷」(愛称名:さんすて倉敷)」を4月27日に開業すると発表した。
「さんすて岡山」「さんすて福山」に続く3番目の「さんすて」となる。
同駅は、年間1,300万人以上が利用する岡山県下有数の拠点駅。
同駅ビルは、平成22年12月に「ホテル倉敷」と商業施設「ルブラン」の営業を終了、平成24年度からJR西日本が減築工事を行ってきた。
減築工事が終了したことから、20店舗・店舗面積約2,400㎡の新たな商業ゾーンをオープンする。
20150317%E5%B1%B1%E9%99%BDSC%E9%96%8B%E7%99%BA.jpg


新たに誕生する「さんすて倉敷」は、通勤・通学や日々の暮らしの中で、「便利・気軽」「リフレッシュ」「楽しい」「新鮮」を感じられる店舗をコンパクトに集積した施設。
「さんすて」らしい洗練された上質な空間はそのままに、倉敷で長年培われてきた伝統文化と新しいセンスを調和させたモダンな空間を目指す。
共用部の環境デザインは、倉敷の少しレトロな雰囲気とモダンなデザインの融合をテーマとした。
2階東西ファサードには、倉敷のまちなみに見られる伝統的な白壁土蔵造をイメージした漆喰風の壁や腰壁タイルを使用。
さらに、店舗ごとに入り口を設け、壁面上部に温かみのある照明を連続的に設置することで、昼夜を問わず、いつでも安心して利用できる明るい通りに刷新する。
2階部分では、駅改札からペデストリアンデッキをつなぐコンコース部のイメージを刷新。
印象的なゲートデザインを設置することで、駅からつながる新たなメイン入り口としての認知・浸透を図っていくとしている。
また、「さんすて倉敷」だけでなく、駅を中心とした倉敷エリア全体の新しい顔にもなる施設として計画し、より一層駅全体の魅力向上に努めていきたいという。
「サンステーションテラス倉敷(愛称名:さんすて倉敷)」の所在地は岡山県倉敷市阿知1-1-1。
建物構造はRC造地上2階建。
延床面積は約5,500㎡、店舗面積は約2,400㎡。
店舗数は新規エリア20店舗、既存店4店舗。