【ニュース】 海楽荘、大船渡市の憩いの場となるホテル「大船渡温泉」を7月31日にオープン、約30名を新規雇用 岩手県大船渡市

2014.07.24
ホテルの経営や魚介類・水産物の販売などを手掛ける株式会社海楽荘(岩手県大船渡市、志田豊繁代表)は、大船渡市の憩いの場となるホテル「大船渡温泉」を7月31日にオープンする。
同ホテルは、株式会社岩手銀行等による融資支援に加え、公益財団法人三菱商事復興支援財団から5,000万円の出資を受け、建設したもの。
約30名の新規雇用と、地域経済への波及効果が期待されている。
同ホテルは、三陸自動車道「大船渡碁石海岸インターチェンジ」から車で約3分に位置し、太平洋を一望できる一画に立地。
湧出する温泉は、神経痛や関節痛、慢性婦人病等に効果があるとされている。


同ホテルでは、地元の海でとれる新鮮な魚介類を使った豪快な料理を提供。漁業権を有し、社長自らがホタテなどの養殖を手掛ける同社ならではの特徴だとしている。
また、ボイラーには薪ボイラーを採用、地元の木材を使用して地元林業にも貢献するという。
今後は、大船渡市の新たな観光拠点を目指し、震災の影響で失われた地元の憩いの場を創出、年間5万人の宿泊客数を目標に事業を推進していくとしている。
「大船渡温泉」の所在地は岩手県大船渡市大船渡町字丸森29番1、交通は三陸自動車道「碁石海岸」インターチェンジより車で約3分。
客室数は69室、収容人数は230名、宿泊料金は1泊2食付で1人7,500円~(税別、1室2名利用)。
付帯施設は、大浴場2ヶ所(天然温泉)・露天風呂2ヶ所・薬湯2ヶ所、宴会場4部屋、駐車場(無料、乗用車84台・大型バス10台)。
総工費は約13億7,700万円。