2014.05.23
オリックス不動産株式会社（東京都港区、山谷佳之社長）は、「サンクタスシティ長津田みなみ台（サンクタスシティ）」（横浜市緑区）で、神奈川県から選定された「さがみロボット産業特区」の体験施設となる「ロボット体験施設 長津田サテライト」を5月25日にオープンする。
神奈川県では2013年2月、内閣府より地域活性化総合特区として「さがみロボット産業特区」が指定されている。
生活支援ロボットの実用化と普及を通じ、高齢化社会で介護負担の増加や災害時の捜索など、県民が直面する課題を解決するのが狙い。
同特区では、民間事業者と連携し、実際に開発・販売されている住宅や街区に生活支援ロボットを設置し、ロボットに触れたり動かしたりできる体験施設の開設を目指してきたという。

今回、体験施設として選定されたのは「ロボット体験施設 長津田サテライト」を含む神奈川県内の3ヶ所。
このうち「ロボット体験施設 長津田サテライト」が立地する横浜市緑区は、「さがみロボット産業特区」の区域外だが、大規模複合開発であるサンクタスシティの街区全体の協力体制により、屋外型ロボットの展示が可能であることが評価され、区域外で唯一の選定となった。
同サテライトでは、コミュニケーションロボットや食事支援ロボット、自動ページめくりロボットなどが常設され、実際のロボットに触れ、動かす体験が可能。
オープン当日には、神奈川県の黒岩知事も参加し、「ロボット体験施設」のオープニングセレモニーを行うほか、屋内ロボット体験施設での実演、ロボットＸの展示および実演、セグウェイ試乗会などを予定しているという。
「屋内ロボット体験施設」は、2014年5月25日より常設（ロボット体験施設の定休日毎週水曜・木曜日を除く）、開催時間は10時～18時。
「サンクタスシティ長津田みなみ台」の所在地は横浜市緑区長津田みなみ台二丁目12-2他（地番）、交通は東急・JR「長津田」駅より徒歩18分。
開発面積は4万7,186.23㎡。