【ニュース】 丸井グループ、女川町の復興商店街で古着販売支援を実施、被災地復興支援活動の一環 宮城県女川町

2014.05.19
株式会社丸井グループ(東京都中野区、青井浩社長)は5月18日、女川町の「きぼうのかね商店街」で「衣料品チャリティーバザー」を開催した。
同グループでは、「循環型ファッション」の実現を目指し、「衣料品下取りチャリティー」で受付した衣料品の提供、販売会場の設営、接客販売などの支援活動を実施。
商店街では、衣料品店を営む人々を中心に衣料品を販売してもらい、近隣住民に買物とファッションを楽しんでもらったという。
なお、運営経費を除いた売上は、衣料品組合や商店街を通じて地元の商業復興に役立てられるとしている。


「循環型ファッション」とは、衣料品の販売→回収→有効活用という、循環型消費社会の実現に向け、同グループが2010年から始めた取組み。
同グループでは、2011年に発生した「東日本大震災」の直後から、衣料品下取りチャリティーと衣料品提供(寄贈)イベントを通じ、被災地支援活動を行ってきた。
震災から3年目を迎えた2013年には、これまでの生活支援としての衣料品提供から、復興に向けた自立支援へ活動を進化。
新たな被災地復興支援として、被災地住民による被災地住民のための「復興商店街等での古着販売」の支援活動を2013年5月より開始している。
なお、今回女川町で開催した衣料品チャリティーバザーでは、婦人・紳士服衣料品、肌着、バッグなどを販売した。
商品はすべて、新品か新品に近く状態の良い古着だが、返品・交換は不可としている。