【ニュース】 アビリタスホスピタリティ、ホテルのマスターリース事業に新規参入、札幌全日空ホテルの経営権を取得 北海道札幌市

2014.05.19
ホテルの資産管理・運営支援を手掛けるアビリタスホスピタリティ株式会社(東京都港区、佐々木文裕代表)はこのほど、札幌を代表する歴史あるホテル・札幌全日空ホテルの経営権を株式会社セントラル・ホテルズから取得、6月1日よりマスターリース事業を開始すると発表した。
これまでに培ってきた運営支援のノウハウを生かし、同ホテルの魅力・収益のさらなる向上を図るという。
同ホテルの経営会社となる株式会社札幌ホテルマネジメントの代表取締役社長は、同社代表取締役の佐々木文裕氏が兼務する。
同社がマスターリース事業に参入するのは今回が初めて。


1974年に全日空ホテルズの第一号店として開業した札幌全日空ホテルは、地域に根付いた老舗ならではの伝統と格式あるサービスが特徴のホテル。
今年で開業40周年を迎える。
札幌市街を望む地上26階建ての建物には、客室412室、レストラン・ラウンジ7店、宴会場18室、婚礼施設、ショップ等があり、フルサービスを提供するシティホテルとして営業してきた。
同社は、マスターレッシー(賃借人)として直接経営に乗り出すことで、これまで培ってきたホテルの運営支援、資産管理それぞれの知見を最大限に生かすとともに、引き続き運営に携わるIHG・ANAホテルズグループジャパン合同会社とも協働する。
なお、40週年の節目となる今年は、競争力をより高めることを目的に、客室、ロビーを中心とした大規模な戦略的改装を計画しているという。