【ニュース】 近畿大学生物理工学部と日本橋菓房、半生菓子「梅わかもち丸」を開発、5月19日より発売 和歌山県紀の川市
2014.05.14
学校法人近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)と日本橋菓房株式会社(東京都中央区、網倉正己社長)は、半生菓子「梅わかもち丸」を開発、5月19日より発売する。
同商品は、すっきりとした味の「赤い梅もち」と、まろやかな味の「青い梅もち」の2種類が入ったもち菓子。
材料には、和歌山の特産品「紀州南高梅ペースト」を使用した。
それぞれ梅もちの中に梅ゼリーとマシュマロが包まれ、柔らかな食感が特徴だという。
商品の企画開発を手掛けた生物理工学部食品安全工学科の木戸啓仁教授は、食品流通・マーケティングが専門で、農商工連携による六次産業化に長く取り組んできた。
平成25年3月には和歌山県の食農観光資源活用による産業振興のため、「和歌浦観光再生戦略会議」を設立。
その初の活動として今回、県の伝統食品である梅の新たな商品開発(菓子)に着手。
商品企画から販売に至る商品化の過程を全面的にマネジメントしたという。
試作品の評価やパッケージのコンセプト作成の段階では、食品安全工学科食品システム研究室の学生も参加した。
企画・販売を手掛ける日本橋菓房は食品卸の国分株式会社のグループ企業。
試作開発・製造は伊藤製菓有限会社(長野県)が担当、原材料の供給は和歌山県紀南農協が行った。
各社と同大学が協力し、商品企画から発売まで、約1年と短期間での発売に至ったという。
「梅わかもち丸」の発売日は5月19日。
内容量は108g。価格は200円(税別)。
販売場所は和歌山県内観光地、量販店、SA、道の駅、ホテル、国分株式会社及び日本橋菓房、株式会社出資企業の全国販売チャネル、近畿大学和歌山キャンパス・東大阪キャンパスなど。