【ニュース】 世界貿易センタービルディングなど、4社共同開発の「浜松町二丁目4地区A街区」が本格始動、2021年の竣工に向け、世界貿易センタービルディング南館を着工 東京都港区

2017.09.08
株式会社世界貿易センタービルディング(東京都港区、宮﨑親男社長)、鹿島建設株式会社(東京都港区、押味至一社長)、東京モノレール株式会社(東京都港区、小栗彰社長)、東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は9月7日、株式会社世界貿易センタービルディングを中心に4社共同で開発する「浜松町二丁目4地区A街区」(東京都港区)の初弾となる世界貿易センタービルディング南館(業務棟)を着工したと発表した。

同プロジェクトは、東京都市計画都市再生特別地区の一つで、
2013年3月に都市計画決定の告示を受けたもの。
東京の玄関口となる浜松町駅のポテンシャルを活かしながら、にぎわいにあふれた国際性豊かな交流ゾーンの形成や、東京モノレール浜松町駅の建替え、バスターミナルの再整備などによる浜松町駅周辺の交通結節機能強化を図る。
20170908世界貿易センタービル

また、MICE機能の整備や、外国人滞在者支援機能や交通・観光サポート機能の導入により、国際競争力の強化を図り、業務棟・商業棟などで構成する全体延床面積約28万㎡の拠点性と、象徴性を備えた国際的なビジネスセンターを創出。
さらに、浜松町駅から周辺街区をつなぐ歩行者デッキネットワークの整備、帰宅困難者の受入れスペースと災害支援機能を確保した先端的且つ魅力的な都市づくりを目指し、事業を推進していくとしている。

なお、同プロジェクトは、国内では過去最も高い超高層ビルの解体を含む建て替え事業となる。

「A街区プロジェクト」の所在地は東京都港区浜松町二丁目5番22.37.48他。
建物用途は事務所、店舗、駐車場、地域冷暖房、駅舎。
敷地面積は2万1,007㎡、延床面積は28万7,985㎡(うち南館9万5,239㎡)。
高さは約200m、階数は地上39階・地下3階。
竣工予定は世界貿易センタービルディング南館が2021年1月、A街区全体が2027年末。