【ニュース】 野村不動産など3社、納屋橋エリアの再開発で分譲マンション「プラウドタワー名古屋栄」を竣工 愛知県名古屋市

2017.07.27
野村不動産株式会社(東京都新宿区、宮嶋誠一社長)・株式会社
NIPPO(東京都中央区、岩田裕美社長)・三菱地所レジデンス株式会社(東京都千代田区、脇英美社長)の3社はこのほど、新築分譲マンション「プラウドタワー名古屋栄」(名古屋市中区)を竣工した。

同物件は、1万㎡超の敷地に住宅・商業・オフィスなど多数の用途を取り入れた複合再開発(名称:テラッセ納屋橋)の一部。
名古屋駅と栄の中間に位置する納屋橋エリアの同プロジェクトでは、平成3年に再開発準備組合が設立。
その後、平成21年の都市計画決定(平成25年に都市計画変更)、平成24年の特定業務代行グループの選定、平成26年の再開発組合設立を経て、平成27年に着工し、このほど事業が竣工した。
20170727野村不動産

同プロジェクトのうち、住宅棟(A敷地)の「プラウドタワー名古屋栄」は、同事業グループ3社が参加組合員として住宅部分を保留床として取得し、販売したもの。
1階のクリニックモール部分については、大日本土木株式会社(岐阜県岐阜市、上坂光男社長)が権利床として取得、総合メディカル株式会社が運営する予定。

商業・業務棟(A敷地・業務部分)は、東陽倉庫株式会社(名古屋市中村区、武藤正春社長)が権利床として取得。
読売新聞中部支社がテナントとして入居、大垣共立銀行テラッセ納屋橋支店等が入居予定となっている。

商業・業務棟(A敷地・商業部分)と店舗棟(B敷地)は、商業・業務棟を東陽倉庫株式会社が、店舗棟をユニー株式会社(愛知県稲沢市、佐古則男社長)がそれぞれ取得。
スーパーマーケット「ラ フーズコア 納屋橋店」を核に、名古屋芸術大学が運営する地域貢献施設、「カインズホーム納屋橋店」、野村不動産ライフ&スポーツが運営するスポーツジム「メガロス24テラッセ納屋橋店」や飲食店等が入居する複合商業施設として、今秋開業予定としている。

業務棟(C敷地)は、中京海運株式会社(名古屋市中区、岩崎幸雄社長)が権利床として取得。
本社ビルとして使用する。

「プラウドタワー名古屋栄」の所在地は名古屋市中区栄一丁目212番地、交通は地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩6分。
敷地面積は5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)。
構造・規模は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上29階建。
総戸数は347戸(内非分譲1戸)。
間取りは1LDK~4LDK、専有面積は42.58㎡~129.78㎡。