【ニュース】 三井不動産、ロジスティクス事業を強化、全国で新たに6棟を開発、船橋・羽田エリアでは街づくり型ロジスティクスパークを開発 千葉県船橋市

2017.07.21
三井不動産株式会社(東京都中央区、菰田正信社長)は、ロジスティクス事業を積極的に展開する。
3PLやEコマースの成長を背景に、物流施設へのニーズが多様化する中、より先進的な物流施設を開発、新たに6棟の開発を決定した。

今回決定した6施設は、茨城県つくばみらい市・埼玉県川口市・千葉県船橋市・東京都大田区・神奈川県川崎市・大阪府大阪市の物件。
これにより、同社のロジスティクス事業として開発・運営する施設は、稼働施設が15棟、開発中が今回発表の6棟を含む13棟、計28棟となり、総延床面積は約240万㎡となる。
2012年4月の事業開始からの累計総投資額は約4,000億円に達する見込み。
20170721三井不動産

6棟のうち、「三井不動産ロジスティクスパーク船橋Ⅱ」(千葉県船橋市)の計画予定地では、カフェテリアや託児所等を整備したゲート棟を併設(予定)、働く人・住む人に向けた街づくりを行う。
約2万㎡の広大な緑地は、船橋エリアの人々にも開放する公共空間となり、災害時には一時避難施設ともなる予定。

また、「三井不動産ロジスティクスパーク羽田」の計画予定地では、同社とANAホールディングス株式会社が連携し、羽田エリアの産業活性化に寄与するインダストリアルパークを開発。
同社は物流施設を、ANAホールディングスはトレーニングセンターを計画し、緑道・歩行者空間の整備や大田区の産業に資する施設の誘致も予定しているという。