【ニュース】 阪急電鉄と三菱地所、彩都東部地区山麓線エリアで大規模物流施設開発計画を共同で推進、マルチテナント型・BTS型の2施設を開発 大阪府茨木市

2017.05.18
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、杉山健博社長)と三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)は、茨木市の彩都東部地区山麓線エリアで、大規模物流施設開発計画「(仮称)彩都もえぎ物流施設計画」を共同で推進する。
竣工は2020年度~2021年度の予定。

同計画地は、名神高速道路の「茨木IC」まで約2.5km、名神高速道路や中国自動車道、近畿自動車道の結節点「吹田JCT」まで約5.2kmの地点にあり、国道171号線等の主要幹線道路にもほど近い立地。
また、2018年度に「高槻JCT(仮称)」~「神戸JCT(仮称)」間が開通予定となっている新名神高速道路の「茨木北IC(仮称)」までも約6.5kmと至近で、今後は京阪神エリアだけでなく、西日本を幅広くカバーできる物流拠点になるとしている。

両社によると、近年は企業のサプライチェーンの見直しを契機とした物流拠点の再編・統合や、eコマース市場の急速な成長等により、高度な物流オペレーションを可能とする利便性の高い最新型物流施設の需要が高まっているという。
こうした背景の中、同計画では、これまで「彩都」の開発を推進してきた阪急電鉄と、豊富な物流施設の開発実績を持つ三菱地所が、物流不動産事業の拡大等を目指し、共同で最新型物流施設の開発に取り組む。

計画地では、マルチテナント型物流施設(複数のテナントによる利用を前提とした高機能で汎用性の高い物流施設)と、Build-to-Suit型物流施設(BTS型物流施設、特定顧客向けのオーダーメイド型の専用物流施設)の2施設を開発する予定。

計画地は大阪府茨木市彩都東部地区山麓線エリア内に所在(今後の彩都東部地区の事業進捗等にあわせ、所在地の住居表示上の町名は「彩都もえぎ」となる予定)。
交通は名神高速道路「茨木IC」まで約2.5km、名神高速道路・中国自動車道・近畿自動車道の「吹田JCT」まで約5.2km、新名神高速道路「(仮称)茨木北IC」まで約6.5km。
同施設のうち、マルチテナント型物流施設は、敷地面積が約5万
1,000㎡、延床面積が約12万5,000㎡、建物規模が地上6階建、着工時期が2019年度、竣工時期が2021年度(何れも予定)。  
BTS型物流施設は、敷地面積が約1万6,000㎡、延床面積が約3万
2,000㎡、建物規模が地上4階建、着工時期が2019年度、竣工時期が2020年度(何れも予定)。