【ニュース】 日本製粉など、「(仮称)新宿南口プロジェクト」を着工、新宿駅新南口歩行者用デッキ直結の16階建て複合ビルを整備 東京都渋谷区

2017.05.16
日本製粉株式会社(東京都千代田区、近藤雅之社長)、三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)、ジャパンリアルエステイト投資法人(東京証券取引所上場J-REIT)は5月15日、3社による開発計画「(仮称)新宿南口プロジェクト(千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業)」(東京都渋谷区)の安全祈願祭を実施した。
6月1日より着工し、竣工は2019年8月末の予定。

同計画は、明治通り沿道の旧耐震基準の老朽化建物3棟(旧新宿パークビル・旧日本製粉本社ビル・旧日本ブランズウィックビル)を1棟のビルに建替えるもの。
賑わいの地域拠点や歩行者ネットワークの結節点を創出し、地域防災機能の強化を図ると共に、地上16階建てのオフィス・商業施設・地域貢献施設等の複合施設を整備する。

同複合施設は、急速に発展が進む新宿駅新南口の駅前エリアに位置し、明治通り沿いという視認性の高さと、高層階からの新宿御苑の眺望が特徴。
JR新宿駅新南口から既存デッキを延伸させ、建物3階部分で接続、隣接地と一体で広場・空地を整備し、歩行者空間を整備する。
また、施設利用者(就業者・来街者)と地域住民の双方に配慮した防災機能を整備するほか、地域貢献施設を整備、渋谷区が広域的公共サービスを提供する予定だという。

千駄ヶ谷五丁目北地区第一種市街地再開発事業の事業地区は東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目27番3ほか(地番)、交通はJR「新宿」駅より徒歩5分(駅デッキ直結)、地下鉄「新宿三丁目」駅より徒歩6分。
地区面積は約0.5ha、敷地面積は4,138.56㎡、延床面積は約4万
4,100㎡。
構造・規模は鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)・地上16階地下2階塔屋3階。
着工は2017年6月1日、竣工は2019年8月末(予定)。
用途・フロアは、オフィス(事務所)が4~16階(オフィスメインエントランス3階)、商業(店舗)が1~3階、地域貢献施設が2階、駐車場が地下2階~地下1階。