【ニュース】 そごう千葉店、千葉大学が教育研究で栽培・加工したジャムを販売、収益金の一部は同大学の教育研究に 千葉県千葉市

2021.04.05
そごう千葉店(千葉市中央区)は、千葉大学環境健康フィールド科学センター(千葉県柏市)の農学研究のために栽培された果物を使用し、柏の葉キャンパス(千葉県柏市)の学生による加工実習で作られたジャムを販売する。

同店では、都市養蜂研究で千葉大学西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)に設置された養蜂箱から取れたはちみつを2018年9月下旬から販売しており、今回のジャムは千葉大学とのコラボレーション第2弾となる。
なお同店では、教育研究の成果物を大切に使用したジャムを社会に還元するという同大学の考えに賛同し、「学・民」連携の地域活動を継続、収益金の一部は同大学の教育研究に役立てられるという。

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同大学ジャムの特色は、原料となる主な果実を大学内で生産し、ジャムの製造も大学内で行っている点。
同大学では、色づきがよく甘くて日持ちのする果物の生産を目的に、群馬県沼田市の農場でリンゴなどの果樹の栽培技術や保存方法に関する研究を行っている。
また、柏の葉キャンパスでも学生実習(学生向けの授業)でキウイフルーツなどの果樹を栽培しており、教育研究活動で得られた果実を使用し(現在、柑橘類のみ購入した果実を使用)、柏の葉キャンパスの加工室で学生や教職員がジャムを製造しているという。

今回販売するジャムは、プレミアムタイプ3種(1点120g、夏柑マーマレード・紅玉・文旦マーマレード)とスタンダードタイプ4種(1点180g、ムツ・紅玉・キウイ&リンゴミックス・アップルシナモン)の計7種で、ラベルデザインは同大学工学部の教員が担当した。
価格は1点648円、販売場所は「そごう千葉店」地階食品ギフトサロン。