【ニュース】 コンテナホテルのデベロップ、「レスキューホテル」で国土交通省関東地方整備局と災害協定を締結、国の機関との協定は初 埼玉県さいたま市
2021.04.01
コンテナホテルを全国展開する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)は3月22日、災害などの有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」に関し、災害協定を国土交通省関東地方整備局(さいたま市中央区)と締結した。
国の機関との協定締結は今回が初となる。
レスキューホテルとは、同社が開発・運営するコンテナホテルの移動性やフレキシビリティを活かし、平時にはホテルとして運営する客室を、災害など有事の際に被災地などにすみやかに移設するソリューションの名称。
現在までに47の地方自治体が災害協定を締結するなど、活用の輪は全国に広がっているという。
レスキューホテルの平時の姿であるコンテナホテル「ザ・ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室型の宿泊施設。
1室13㎡とコンパクトながらも隣室と壁を接しないため、静粛性とプライバシーに優れるほか、上質なベッド、ゆったり使用できるユニットバス、冷凍庫付冷蔵庫、電子レンジ、空気清浄機を全室装備するなど、長期の連泊にも対応可能としている。
現在、開業準備中のものを含め、栃木・群馬・千葉・茨城・愛知・岡山・沖縄の各県で29店・962室が稼働しているという。