【ニュース】 不動産情報サービスのアットホーム、内見申込・管理業務をオンライン化する「スマート内見管理(仮称)」の開発に着手 東京都大田区

2021.02.04
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区、鶴森康史社長)はこのほど、スマートソリューションの新サービスとして、内見申込・管理業務をオンライン化する「スマート内見管理(仮称)」の開発に着手した。

「スマート内見管理(仮称)」は、不動産管理会社・仲介会社間で生じる内見申込・管理業務をオンライン化するシステム。
「ATBB(アットビービー、不動産業務総合支援サイト)」を基盤とし、不動産会社が日常の業務シーンで活用しやすいシステムを目指す。
2021年冬のリリースを予定しているという。

従来、消費者の内見時などで仲介会社が管理会社に内見の申込を行う際は、管理会社が指定する内見申込書への記入や名刺の提出を電話やFax等で行っていた。
同サービスは、内見希望者の情報や内見申込書、仲介会社の名刺情報、物件の鍵情報などをオンライン化し、アナログなやり取りによって生じる不動産会社の業務負担やコスト削減に貢献するとしている。

仲介会社は、全国5万3,000店以上のアットホーム加盟店が利用する「ATBB」から内見申込が可能。
これにより、「ATBB」を利用する仲介会社は、物件紹介から内見申込、入居申込までを一気通貫で行えるようになる。

一方、管理会社は、仲介会社から受け取る内見申込書や名刺について、自社の運用フローに合わせてデータやFaxなどの受け取り方法を選択可能。
同社の調査では、内見の予約受付時に受領した仲介会社の名刺情報を、内見終了後保管している管理会社は80%以上だったという。
名刺の保管方法は各社で異なるため、同サービスをすぐに業務に取り入れられるよう、受け取り方法を選択制にした。