【ニュース】 JR西日本とエムズブランディング、築110年超の「三宮ゲストハウス」を活用、兵庫五国の文化振興を図る実証実験を12月1日より実施 兵庫県神戸市

2020.10.30
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明代表)と株式会社エムズブランディング(神戸市中央区、鵜殿麻里絵代表)は、
JR西日本が北野エリアに所有する築110年超の「三宮ゲストハウス」(神戸市中央区)を活用、2020年12月1日より兵庫五国の文化振興を図る実証実験を実施する。

「三宮ゲストハウス」は、貿易商・大林保吉の住宅として1907年に竣工。
1914年に神戸の海運業者・乾家が購入し、1928年に洋館部分を増築、その後1947年からは日本国有鉄道三宮寮として運営され、1987年4月からはJR西日本が保有していた。
1980年に神戸市教育委員会事務局文化財課(当時)より、伝統的建造物の指定を受けている。

今回実施する実証実験のコンセプトは「伝統的建造物で、本格的なひょうご・神戸エリアの文化を体験」。
主な文化事業では、神戸随一の歴史を持つ料亭「松廼家」による地元の旬の食材や地酒などを用意するほか、文化・芸術・芸能の披露を予定しており、国指定重要無形文化財・淡路人形浄瑠璃の講話などを計画中だという。

「三宮ゲストハウス」の所在地は神戸市中央区北野町4-2-5、
土地面積は1,996.56㎡、建物面積は本館が319.71㎡・別館が
132.98㎡。