【ニュース】 大和ハウス工業、「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」に着手、10月15日に1棟目のデータセンター「Air Trunk TOK1-B」を着工 千葉県印西市
2020.10.06
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は、総敷地面積約23万5,000㎡、総延床面積約33万㎡の日本最大(同社調べ)のデータセンター団地「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」(千葉県印西市)を開発、2020年10月15日に1棟目のデータセンター「Air Trunk TOK1-B(エア トランク トウキョウ ワン‐ビー)」を着工する。
データセンターとは、インターネット用のサーバーやデータ通信、携帯電話などの装置を設置・運用することに特化した建物。
1棟目の同データセンターは、ハイパースケールデータセンター事業者のAir Trunk Japan合同会社が運営する。
同社では、「第6次中期経営計画(2019年度~2021年度)」で、商業施設や物流施設に加え、大規模案件の開発を積極的に進めている。
また、物流施設を中心とした事業施設への投資機会の増加を見据え、事業施設事業での不動産開発投資計画を当初の3,500億円から6,500億円(3,000億円増)に修正しているという。
「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」は、千葉県印西市の千葉ニュータウン内に立地。
千葉ニュータウンは地盤が堅固な「下総台地」に位置しているため、震災リスクの低い地盤としても注目され、多くのデータセンターが集積しているエリアだという。
同社は今後、同社が手掛ける工業団地「D-Project Industry 千葉ニュータウン」内でデータセンターを最大15棟を開発。
インターネット用のサーバーなどのIT機器に供給可能な最大電気容量600MWを誇る日本最大のプロジェクトとなる。
「(仮称)千葉ニュータウンデータセンターパークプロジェクト」の所在地は千葉県印西市牧の台2丁目1-1他、交通は北総鉄道北総線「印西牧の原」駅より徒歩20分。
総敷地面積は約23万5,000㎡、総延床面積は約33万㎡。
総工期は2020年10月~2030年(予定)。