【ニュース】 南海電気鉄道、「汐見橋」駅外壁にアート作品を制作、10月4日開催のナニワ区民まつりオンライン「ON祭」のプログラム内で完成・お披露目 大阪府大阪市

2020.09.30
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は、南海高野線の起点「汐見橋」駅(大阪市浪速区)を活性化させ、賑わいを創出することを目的に、株式会社KASIKA(大阪市浪速区、藤原聖仁代表)協力のもと、同駅の駅舎外壁(北側・東側)に、それぞれアート作品を描く。

同作品は、KASIKAの紹介による2名のアーティスト(岡本亜美氏・平田沙織氏)が、「1900年代頃の賑わいあふれる汐見橋駅」をテーマに、それぞれ手掛けるもの。
9月24日より制作に着手しており、10月4日に開催されるナニワ区民まつりオンライン「ON祭」のプログラム内で完成、オンラインでお披露目するという(14時20分ごろ)。

同駅は、1900年に高野鉄道の終点「道頓堀」駅として開業。
長らく南海高野線の大阪側のターミナル駅となっていたが、1985年に大阪市の都市立体交差事業により途中区間で線路が分断されたため、現在では「汐見橋」駅~「岸の里玉出」駅間の普通列車が日中30間隔で発着するのみとっており、大阪の都心に位置しながらも、ひっそりとした駅となっている。

今後は、同取り組みを出発点とし、周辺エリアに一層愛着を感じらてもらえるよう、活性化に向けた施策を検討するという。

「汐見橋」駅の所在地は大阪市浪速区桜川3丁目8番。