【ニュース】 日田市観光協会など、「天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト」を組織、「令和2年7月豪雨」被害から復興、「希望を見つけにいく温泉街」を目指す 大分県日田市
2020.08.14
一般社団法人日田市観光協会(大分県日田市、冨安裕子代表)は、有志組織「天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト(近藤真平代表)」に参画、復興を機に「被災した温泉街」ではなく、「希望を見つけにいく温泉街」として地域全体を再興できような企画を実行、活動への理解と支援を呼び掛けている。
大分県日田市の天ヶ瀬温泉街は、「令和2年7月豪雨」により壊滅的な被害を受け、14軒あった旅館のうち8軒が被災。
さらに同泉街を彩っていた赤い吊り橋や、水色の鉄橋まで破壊されたことで、多くの人に親しまれていた温泉街の風景も一変してしまったという。
同プロジェクトはこれまでに、被災住民への炊き出しを実施。
今後は8月下旬を目標に「防犯ブザー」を購入し、被災地域の該当者へ配布するほか、天ヶ瀬温泉の風物詩「川湯」の復活整備、温泉街魅力化景観整備(統一された暖簾や看板など)、その他観光促進等を実施する予定だという。
また、天ヶ瀬温泉を訪れる際のグッズとして欠かせないタオルや温泉パスポート、普段使いもできる手拭い、Tシャツを天ヶ瀬温泉応援グッズとして販売するほか、天ヶ瀬温泉豪雨災害支援サイトより寄付も募るとしている。