【ニュース】 大阪水上バスなど、天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を結ぶ観光船「淀川浪漫紀行」を9月13日より再開、新たに「船と街をつなぐリモートガイド」を導入 大阪府枚方市
2020.08.05
京阪グループの大阪水上バス株式会社(大阪市中央区、浅野哲至社長)は、コロナウィルス感染症拡大防止のため、運航を中止していた天満橋・八軒家浜船着場と枚方船着場を結ぶ観光船「淀川浪漫紀行」を2020年9月13日より再開する。
共催は枚方文化観光協会。
枚方市(伏見隆市長)と京阪ホールディングス株式会社(大阪市中央区、石丸昌宏社長)は、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所と連携し、淀川舟運の活性化を推進、来訪・交流を促進する取り組みを進めており、同取り組みもその一環。
2017年9月より、手作り市「枚方宿くらわんか五六市」(開催場所:枚方市岡本町・三矢町・堤町)が開催される毎月第2日曜日を中心に運航してきた。
運航再開にあたっては、新しい観光船の楽しみ方として「船と街をつなぐリモートガイド」を導入。
第1弾では、枚方船着場の近くにある「市立枚方宿鍵屋資料館」館長の辻他久雄氏にオンラインで、資料館や枚方宿について約15分間話してもらうという。
今後は同資料館以外にも、沿川各地域を通過時にオンラインでつなぎ街を紹介、船内で提供する弁当をつくっている料理人につなぎ、食事の案内をするなど、更なる拡充を図るという。
また、リモートガイド以外の時間は、同乗している淀川の語り部による生ガイドや、三十石舟唄の演奏などが楽めるとしている。
「淀川浪漫紀行」の運航日は2020年9月13日、10月11日・22日、11月7日・8日・28日・29日、12月13日、2021年2月14日、3月14日(気象・河川などの状況により運休もしくはコースを変更する場合あり)。
参加費は5,000円(枚方宿べんとう・お茶付き)。