2020.07.14
静岡鉄道株式会社（静岡市葵区、今田智久社長）は、移住に関する多岐にわたる相談をひとつの窓口で受けるワンストップサービス事業「静岡移住計画」を本格的にスタートする。

同事業は、移住検討者の相談内容の中でも特に多い項目となっている「移・職・住（移動・仕事・住まい）」について、同社グループの総合力を活かし、ワンストップで提案するというもの。
本格始動に伴い、７月12日には静岡市との共催でオンライン移住セミナーを開催した。

同事業では、主にWebメディアを活用し、静岡で活躍する人々や魅力ある取り組みなどの発信を行うとともに、実際に地域と関わることができる場や仕組みを提供することで、静岡に関りをもつ人が増え、人口減少だけでなく空き家問題、まちづくり人財不足などの課題解決にもつなげたいとしている。

同様の取り組みは様々な地域で行われているが、その多くは自治体が中心となったもので、地方の鉄道会社が民設民営で移住に関するワンストップ相談窓口業務を行うことは、全国でも珍しい取り組みだという。

主な実施内容（予定含む）は、移住に関するワンストップ相談窓口（静鉄グループ求人紹介、住まい紹介等）、移住に関するセミナー・、イベント等の開催、移住ツアーの企画・実施、Webメディア（ポータルサイト、Facebook等）による情報発信、遊休不動産を活用したお試し住居事業など。