【ニュース】 大和ハウス工業とJR貨物、「札幌貨物ターミナル」駅構内でマルチテナント型物流施設「DPL札幌レールゲート」を7月1日に着工、東北・北海道最大の物流施設 北海道札幌市

2020.06.25
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)と日本貨物鉄道株式会社(東京都渋谷区、真貝康一社長)は、「札幌貨物ターミナル」駅(札幌市白石区)構内で、両社の共同事業によるマルチテナント型物流施設「DPL札幌レールゲート」を2020年7月1日に着工する。

今回開発する同施設は、地上3階建て、延床面積8万6,916.13㎡で「札幌ドーム」の約1.6個分の広さを有する東北・北海道最大の物流施設。
道央自動車道「大谷地」ICより約1kmに位置し、札幌市内だけでなく、道央エリア全域へのアクセスが容易な立地だという。
最大12テナントが入居可能で、従業員専用の保育施設やカフェテリアなども完備、テナント企業の職場環境整備も図るとしている。

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同施設では、JR貨物の「札幌貨物ターミナル」駅構内という立地を活かし、貨物鉄道を利用する企業やモーダルシフトを検討する企業、インターネット通販事業者、小売業者など、複数のテナント企業の入居を想定。
天候の影響を受けないよう、1・2階には荷物の積み下ろしができる「中車路」や「屋内スロープ」も設置する。

また、JR貨物「札幌貨物ターミナル」駅構内に立地していることに加え、JR「札幌」駅より10km圏内に位置し、札幌市内だけでなく道央エリア全域へのアクセスも容易。
JR千歳線「平和」駅より約2km(徒歩約25分、車で約5分)、札幌市営地下鉄東西線「南郷18丁目」駅より約2km(徒歩約25分、車で約5分)と、職住近接の就労環境も整っているという。

なお施設の開発主体は、同施設の開発用に構成された「札幌貨物施設開発特定目的会社」で、JR貨物が所有する土地を同特定目的会社が貸借し、事業主として物流施設を建設する。

「DPL札幌レールゲート」の所在地は札幌市白石区流通センター3丁目227-172他、交通は道央自動車道「大谷地」ICより約1km。
敷地面積は5万348.94㎡、延床面積は8万6,916.13㎡、賃貸面積は7万2,985.10㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、地上3階建て。
着工は2020年7月1日、竣工は2022年5月31日(予定)、入居は
2022年6月(予定)。
総投資額は約150億円。