【ニュース】 setchu、私設現代アート美術館「KAMU kanazawa」を6月21日に開館、⽴体とインスタレーションのジャンルから作品をピックアップ 石川県金沢市
2020.06.19
setchu株式会社(⽯川県野々市市、林田堅太郎代表)は、同社が運営する私設現代アート美術館「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」(石川県金沢市)を6月21日に開館する。
金沢市に私設現代アート美術館を設立する同プロジェクトは2019年10月にスタート。
新型コロナウイルスの影響もあり、開館が延期となっていた。
こけら落しの展⽰では、「The power of things」と題し、ステファニー・クエール、桑⽥卓郎、レアンドロ・エルリッヒらの展⽰を行うという。
INFINITE STAIRCASE (2020) ©Leandro Erlich
同展では、同美術館のコレクションの中核をなす⽴体とインスタレーションのジャンルから作品をピックアップ。
同館のコレクションを中⼼に、3⼈の作家が同展⽰のために制作した新作を含め、⽇本未公開作品を多数展⽰する。
社会のあり⽅が変わり、オンラインへのシフトは確実に加速している状況ながらも、フィジカルに体験・体感し、⼼揺さぶる「物」の⼒を感じてもらいたいという。
なお、レアンドロ・エルリッヒの作品は、新作インスタレーションの公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で⼀時制作がストップしていたため、7⽉までは新作の資料展⽰や関連のある作品を展⽰する。
現在、⼯場では作品制作が進められており、7⽉中旬には美術館内での公開制作を⾏う可能性もあるという。
「KAMU kanazawa(カム カナザワ)」の所在地は⽯川県⾦沢市広坂1-1-52。
オープン日は2020年6⽉21⽇、休館日は月曜日。
⼊館料は大人800円、⼩学⽣以下無料。