【PR記事】 星野リゾート青森屋、ホテル敷地内の畑で馬耕とトウモロコシの種まきを実施、馬とトウモロコシの資源循環を再現 青森県三沢市

2020.06.16
星野リゾート青森屋」(青森県三沢市)は6月8日、ホテル敷地内の畑で馬耕(ばこう、馬の力を借りて田畑を耕す農法)とトウモロコシの種まきを実施した。

同取り組みは、馬とトウモロコシの資源循環を施設内で再現することを目指し、馬耕を復活して馬の飼料となるトウモロコシを育て、残った皮「きみがら(青森の方言でトウモロコシの皮の意味)」を伝統工芸品に作り変えるプロジェクトの一環。
今後は10月に初収穫し、12月からは宿泊者がきみがらのスリッパを製作するアクティビティが実施できるよう、トウモロコシの栽培と工芸品の技術習得を進めていくとしている。

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6月8日に種をまいた畑は、同施設で働く馬のスタッフが耕した。
馬が農機具の鋤(すき)を引き、人間が馬と息を合わせ鋤のバランスを調整しながら土を起こし、約1,000株分の種をひとつずつ手作業で畑にまいたという。
スリッパ1足を編むには、トウモロコシ20本分以上の皮が必要。
今後、草取りや害獣・台風対策など栽培作業が続くが、アクティビティに向け、材料を着実に確保できるよう、ひとつひとつ大切に育てていくとしている。

きみがらスリッパは、トウモコロシの皮を材料とする、青森県の伝統工芸品。
軽くて丈夫な上、履き心地がよく、夏は涼しく、冬は温かく過ごせるという。
かつて国内有数の馬産地だった青森県で、馬の飼料となるトウモロコシの残った皮を活用したことで生まれ、農閑期に家庭で作られてきた。
現在は作り手が減少し、高齢化や後継者不足が課題となっている。

同施設では今回、作り手である「十和田(とわだ)きみがらスリッパ生産組合」の協力を得ながら、馬耕を復活し、材料となるトウモロコシをホテルの敷地内で生産、工芸品の製作技術もスタッフが習得するという。

「星野リゾート青森屋」の所在地は青森県三沢市古間木山56、交通はJR・青い森鉄道「八戸」駅、青い森鉄道「三沢」駅より無料送迎バス(3日前まで要予約)。

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