【ニュース】 リブラン、防音賃貸マンション「(仮称)ミュージション川崎宮本町」の第1期募集を6月13日より開始、外出自粛で反響が増加 神奈川県川崎市

2020.06.12
マンションデベロッパーの株式会社リブラン(東京都板橋区、鈴木雄二社長)は、7月に竣工予定の防音賃貸マンション「(仮称)ミュージション川崎宮本町」(川崎市川崎区)の第1期募集を6月13日より開始する。

同社が企画する「ミュージション」は、楽器演奏を楽しむ人や音楽家のための、24時間楽器演奏可能な防音賃貸マンションシリーズ。
入居希望者からの反響は、新型コロナウイルス感染症対策での外出自粛期間中、2019年同期間と比較して倍増したという。
首都圏に緊急事態宣言が発令された4月期は、前年比で問い合わせ数が3.6倍、公式ホームページ訪問者数が1.8倍に、5月期は問い合わせ数が2.3倍、HP訪問者数が1.9倍に拡大、自宅での音問題が浮き彫りになったとしている。

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同社では、楽器所有者や歌手がこれまで音出しの場としていたカラオケボックスやスタジオ、ライブハウスが使用できなくなり、ライブ配信や動画収録をしようにも、自宅で音出しができない音楽愛好家も多いことから、隣近所への音漏れを心配することなく音出しが可能な同シリーズへの期待が高まり、今回の需要増となったと分析している。
東京・神奈川・埼玉で全20棟(529戸)ある同シリーズの物件には空きが出ないため、空き待ちシステム「ウェイティング登録」への登録者数も、この2か月で100名を超えた。
また入居者についても、プロ・アマ音楽家に限らず、最近はDTMやYouTuber、スタートアップ企業のオフィスとしての問い合わせも増加しているという。

今回第1期募集を開始する同物件は、JR「川崎」駅より徒歩10分、京急「京急川崎」駅より徒歩8分の立地。
同市は「音楽のまち・かわさき」として知られており、駅至近には「ミューザ川崎」をはじめとするホールや、ライブハウスなどがある。

遮音(防音)性能については、防音室とそれ以外の居室すべてで計測を実施、防音室間でD-70~85を確保予定。
測定結果を元に独自の楽器演奏ルールを設け、入居希望者の楽器等に最適な住戸を提案するとしている。

その他の設備・仕様では、テレワークや動画・ライブ配信にも対応可能な、上下の最大通信速度概ね1Gbpsを誇る「フレッツ 光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ」を全戸に採用した。

「(仮称)ミュージション川崎宮本町」の所在地は川崎市川崎区宮本町八丁目15番、交通は京急本線「京急川崎」駅より徒歩8分、
JR各線「川崎」駅より徒歩10分。
構造・規模はRC造・11階建、総戸数は36戸。
住戸専有面積は25.05㎡~38.03㎡、間取りは1K・2DK(一部1DK+S)。
竣工は2020年7月(予定)。