【ニュース】 津軽海峡フェリー、「青森~函館」航路で新造船「ブルールミナス」が6月9日より就航、4隻全てが同型の「カジュアルクルーズフェリー」に 北海道函館市
2020.06.08
津軽海峡フェリー株式会社(北海道函館市、村上玉樹社長)は、
2020年6月9日の函館発18便より、津軽海峡ロード「青森~函館」航路で新造船「ブルールミナス」を就航する。
同航路では今回、同船が就航することで4隻全てが同型の「カジュアルクルーズフェリー」となり、全船に「ビューシート」や「プライベートドッグルーム」が設置され、統一した客室とサービスの提供が可能になるという。
カジュアルクルーズとは、「クルーズ(優雅・豪華)」と「フェリー(一般)」の間に位置する新たなカテゴリー。
上質仕様の船舶で、時間的にも価格的にも魅力的な船旅を提供するとしている。
新造船「ブルールミナス」の総トン数は約8,800トン、全長は約
144m、速力は約20ノット。
定員は583名、積載台数はトラック71台または乗用車230台。
船内施設は、エレベーター、レセプション、売店、エスカレーター、赤ちゃんルーム、キッズルーム、喫煙室、シャワールーム、自動販売機コーナー、ゲームコーナー、多目的トイレなど。
なお、災害時多目的船として、有事の際には要請があれば被災地への支援物資、自衛隊、警察、消防などの要員や車輌の緊急輸送が可能で、ストレッチャーの搬入が可能な「エレベーター」や「清水供給」、「電力供給」などの設備も保有している。