2020.06.03
大和ハウス工業株式会社（大阪市北区、芳井敬一社長）、ミサワホーム株式会社（東京都新宿区、磯貝匡志社長）、株式会社東急不動産R&Dセンター（東京都渋谷区、星野浩明社長）の3社は、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター（東京都目黒区、神崎亮平所長）と共同で、キックオフフォーラム「郊外住宅地再生フォーラム2020」を2020年6月6日にオンラインで開催する。
主催は東京大学先端科学技術研究センター郊外住宅地再生社会連携研究部門。

当日は、後藤智香子東京大学特任講師による「趣旨説明」、大和ハウス工業・ミサワホーム・東急不動産R&Dセンターによる「事例報告」、「パネルディスカッション」を行う。

日本では現在、人口減少と少子高齢化が同時に進行するとともに、衰退の進む郊外住宅地について、再生に向けてその現状を多様な観点から個別に評価・診断する手法が必要とされているという。
こうした中、東京大学を加えた4者は、今後の郊外住宅地再生を効率的かつ有効なものとするため、手法やモデルの構築および人材育成を行う目的で、2019年10月に2022年9月までの3年間のプロジェクトとして東京大学内に研究部門を設置。
今回、同研究部門の関係者が集い、各地の状況や取り組みについて共有・議論するキックオフフォーラムを開催することとなった。

「事例報告」は、大和ハウス工業が瓜坂和昭さんと元・東京大学大学院生の秋月優里さんによる「上郷ネオポリス」（横浜市栄区）の取り組み、ミサワホームが石塚禎幸さんと藤垣洋平東京大学特任助教による「新百合ヶ丘」（川崎市麻生区）の取り組み、東急不動産R&Dセンターが内田宏さんと樋野公宏東京大学准教授による「こま武蔵台」（埼玉県日高市）の取り組み。

「パネルディスカッション」のコーディネーターは小泉秀樹東京大学教授。
パネラー（予定）は、事例報告者、大月敏雄東京大学教授、園田眞理子明治大学教授、室田昌子東京都市大学教授、高見淳史東京大学准教授。

「郊外住宅地再生フォーラム2020」の開催日時は2020年6月6日の14時～16時。
会場はZoomによるオンライン開催。
参加費は無料、要事前申込制。
参加申込締切は6月4日12時。
問い合わせは東京大学先端科学技術研究センター 郊外住宅地再生社会連携研究部門まで。