【ニュース】 UR都市機構と東京メトロ、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅を6月6日に開業、周辺まちづくりと連携し交通結節機能を強化 東京都港区
2020.06.03
独立行政法人都市再生機構(横浜市中区、中島正弘理事長)と東京地下鉄株式会社(東京都台東区、山村明義社長)は、2016年2月より整備を進めてきた東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅(東京都港区)を2020年6月6日に開業する。
同駅は、東京メトロ日比谷線「霞ケ関」駅~「神谷町」駅間、国道1号線と環状第2号線の交差点付近に位置。
同線では1964年に全線開業して以来、56年ぶりに新たな駅が誕生する。
同駅の整備にあたっては、周辺まちづくりと連携して交通結節機能の強化を進める必要があるため、駅整備と周辺まちづくりを一体的に進めるための事業調整を担うUR都市機構が事業主体となり、東京メトロが設計・工事受託者となって、両者の協力体制により整備を実施してきた。
中目黒方面行きホームにつながる地下歩行者通路により、都心と臨海部を結ぶBRT(バス高速輸送システム)と空港リムジンバスが発着可能なバスターミナルや、周辺再開発ビルに接続するとともに、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅との乗換えも可能としている。
今回は、ホームがある地下1階に改札を設置して開業。
2023年には地下2階に改札を移設し、隣接する再開発ビル内の駅広場とも接続、駅とまちが一体となった空間を通じ、地上と地下をスムーズに行き来できるようにするという。