【ニュース】 JR東日本、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を記念し、PR告知など様々な取組みを実施 群馬県富岡市
2014.06.24
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録が決定したことを記念し、様々な取組みを実施する。
PR告知では、「古きを知る、新しきを乗る。」をキャッチコピーとしたメインビジュアルポスターを展開。「小さな旅」小冊子の設置、新幹線車両へのラッピング、トレインチャンネルのイメージ映像などにより、新しく誕生した世界遺産への誘客を推進する。
また、群馬県内の鉄道5社をフリーエリアとする「ぐんまワンデー世界遺産パス」を発売するほか、臨時列車の運転、富岡製糸場と周辺エリアを対象とした「びゅう」旅行商品の設定、地元との連携による二次交通の展開も図っていくという。
同社では6月23日以降、製糸業の世界的な技術革新の中心を担った「富岡製糸場」と、現代技術の最先端「新幹線」を結びつけたメインビジュアルポスターを、JR東日本管内全エリアの駅に掲出する。
合わせて、小さな旅小冊子「富岡製糸場から始まる旅」を首都圏エリアに約11万部設置するほか、7月17日以降は上越新幹線E4系車両(2編成)に「祝 世界遺産!」のラッピングを実施。
さらに、首都圏の主要路線車内の映像放映設備「トレインチャンネル」では7月上旬以降、世界遺産登録決定を祝うイメージ映像を放映する。
群馬県内の鉄道5社による連携施策では、富岡製糸場と周辺エリアの周遊観光に便利な「ぐんまワンデー世界遺産パス」を発売。
同パスは、群馬県内のJR線(一部埼玉県・栃木県を含む)、上信電鉄線全線、上毛電気鉄道線全線、群馬県内の東武鉄道線(一部栃木県を含む)、群馬県内のわたらせ渓谷鐵道の普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由で利用できるというもの。
発売期間は7月1日~12月31日。
その他、臨時列車や「びゅう」旅行商品を設定するほか、駅からの二次交通では、駅からの観光タクシー(4月より運行中)、新たに設定される予定の路線バス(7月)などにより、富岡製糸場と周辺エリアの周遊観光を盛り上げるとしている。