【ニュース】 栃木県立美術館、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた上で開館、企画展「親と子でみる世界の美術」を6月28日まで開催 栃木県宇都宮市

2020.05.13
栃木県立美術館(栃木県宇都宮市)は、企画展「親と子でみる世界の美術」を6月28日まで開催する。

同美術館は、昭和47(1972)年の開館以来、美術大国といわれる欧米だけでなく、アフリカやアジアなどの美術も収集してきた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、4月18日から臨時休館していたが、5月12日より感染防止対策を講じた上で開館している。

来館の際は、発熱や風邪の症状がある人には来館を控えてもらい、マスクの着用や手指消毒や手洗いの徹底、人と人との距離はできるだけ2mあけることなどを呼び掛けているという。

今回の同企画展では、オリンピックが「スポーツの祭典」であると同時に「文化の祭典」であることにちなみ、東京2020大会の開催に先立ち、収蔵作品の中から世界各国の作家が制作した絵画、版画、彫刻、工芸の作品を約90点展示。
作品の展示に当たっては、作家の出身国名や国旗を併せて掲示、日本と世界の美術の類似と相違を親子や友人で楽しく鑑賞してもらうことで、美術を通じた国際親善に寄与する機会にしたいとしている。

企画展「親と子でみる世界の美術」の会期は6月28日まで。
開館時間は9時30分~17時(入館は16時30分まで)、休館日は月曜日(6月15日は開館)・6月16日。
企画展観覧料は一般が800円、大学生・高校生が500円、中学生以下が無料(別途各種割引等あり)。

栃木県立美術館の所在地は栃木県宇都宮市桜4-2-7、交通はJR「宇都宮」駅よりバスで15分など。