【ニュース】 リヴ、阪急洛西口駅前で関西初の木造大型商業ビルを建築、地元の若手起業家の飲食店やオフィスを誘致 京都府向日市
2015.09.25
株式会社リヴ(京都市西京区、波夛野賢代表)は、京都府向日市の阪急洛西口駅前で、関西初の木造大型商業ビル「SUBACO(巣箱)プロジェクト」を建築する。
「SUBACO(巣箱)プロジェクト」は、地元の木材を活用した環境配慮型のビルで、地域の活性化を目指す関西初の取り組み。
建築する建物は、地上5階1,000㎡超の木造大型商業ビル(1階は鉄筋コンクリート)で、使用する木材は鉄骨・コンクリートに比べ同じ重量当たりの強度は鉄材の4倍、コンクリートの6倍だという。
さらに2×4(ツーバイフォー)工法により、従来の木造建築の弱点だった耐震性と耐火性も高めたとしている。
使用する木材には、国産木材の中でも高い耐久性の地域産木材を中心に活用、輸送時のCO2発生を抑制した。
国土交通省の「平成27年度 地域型住宅グリーン化事業」でも、住宅以外の環境配慮型建築「優良建築物」部門に採択されている。
さらに、ビル1階には市民に開放するコンベンションホールを設置、様々なイベントを開催。
内装に木目や色が美しい京都府内産木材をあしらい、木の香りに包まれた優しい空間で、府内産木材の普及を啓発するとしている。
テナントについては、安価(1部屋15畳5万円~)でスペースを貸し出し、地元の若手起業家の飲食店やオフィスを誘致、全室がほぼ埋まっているという。
プロジェクト名の「巣箱」のように、若い力で地域活性化を発信する建物を目指す。