2020.01.30
東京建物株式会社（東京都中央区、野村均社長）は、「（仮称）仙台花京院プロジェクト」として開発を進めてきた「仙台花京院テラス」（仙台市青葉区）を1月31日に竣工する。
同社による仙台市内でのオフィスビル開発は、東京建物仙台ビル（仙台市青葉区、2009年竣工）に続くもの。

同ビルは、JR各線「仙台」駅より徒歩6分、同駅から北に延びる主要道路「駅前通り」に面した角地という、利便性と視認性の高い場所に位置。
正面に広がる花京院緑地を最大限に望めるよう、建物はガラス張りとし、室内は開放感が増す整形・無柱空間を確保した。

また、同ビルは、建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍相当の耐震性を確保するなど、高い防災性能も保持。
加えて、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」Aグレード相当の高い環境性能を実現し、環境にも配慮したビルとなっている。

屋上には、花京院緑地を見渡せるテラスを設置。
オフィスワーカーのリフレッシュやオフィスワーカー同士のコミュニケ―ションを促進する場所としても活用するという。

なお、こうした立地や機能性が評価され、同ビルは竣工時点で満室での稼働となる。

「仙台花京院テラス」の所在地は仙台市青葉区花京院1丁目11番
15号（住居表示）、交通はJR各線「仙台」駅より徒歩6分、仙台市営地下鉄南北線「広瀬通」駅より徒歩7分。
敷地面積は約860㎡、延床面積は約5,800㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上9階塔屋1階。
用途は1階が店舗、2～9階が事務所。