【ニュース】 あくね夢のまちプロジェクトなど、木造2階建ての宿泊特化型オーガニックビジネスホテル「お宿みどこい」を2月27日にプレオープン 鹿児島県阿久根市

2020.01.23
一般社団法人あくね夢のまちプロジェクト(鹿児島県阿久根市、中村健二郎代表理事)は、阿久根駅前通り会(鹿児島県阿久根市、若松光志会長)で、宿泊特化型オーガニックビジネスホテル「お宿みどこい」を2月27日にプレオープンする。

同宿泊施設の建物は木造2階建の低層建築施設で、客室数は22室。
最新の知見を駆使した断熱・遮音・振動対策と、快適な睡眠を実現する寝具を採用、最新のIoT設備を備えたセルフチェックインシステムを装備し、ビジネスやレジャーにもフレキシブルに対応できる施設を目指す。

東側客室からは、肥薩おれんじ鉄道の観光列車「おれんじ食堂」を眺望可能で、西側オーシャンフロントの客室からは、阿久根漁港・阿久根大島・東シナ海のサンセットを眺望可能。
共用設備には、ロビーラウンジ、ウッドデッキ・テラスを完備、阿久根漁港の水産物を中心に「地消地産」の食材を使用した朝食を提供するという。

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同宿泊施設は、平成31年度経済産業省「商店街活性化・観光消費創出事業」の「阿久根駅前通り会の活性化を目指すインバウンド・観光宿泊施設を整備する『みどこいかん』プロジェクト」の一環として開業するもの。
インバウンド・国内観光客の宿泊受け入れに対応し、今年10月に開催される第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」等のスポーツ合宿や視察研修等の推進を行う。
阿久根駅前通り会27店舗のほか、同地の地域経済活性化を目指し、飲食店・物産店・芋焼酎蔵元・農業漁業・温泉などとも連携、まちぐるみで来訪者を迎えるという。

なお施設の建材には、阿久根産の木材を多く使用。
その一部には、花王・みんなの森づくり活動助成「『阿久根きらめき 間伐体験』小学校と連携した里山環境整備及び森と遊ぶ環境教育事業」で間伐したヒノキが利活用されている。

客室は、コンフォートシングル(ベッド幅140cm・定員1~2名・18室)、和室(9畳・定員5名・2室)、ドミトリー(定員4名・2室)の計22室。
バジェット(廉価)ホテルとして、宿泊料金は1泊朝食付きで1名あたり3,500円~7,500円に設定する。

「お宿みどこい」の所在地は鹿児島県阿久根市赤瀬川1188番5、交通は肥薩おれんじ鉄道「阿久根」駅より徒歩4分。
所有は一般社団法人あくね夢のまちプロジェクト、運営は合同会社あくね舎(鹿児島県阿久根市、白坂元樹代表)。