【ニュース】 JR東日本など、上越線「土合」駅に無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」を開設、地域活性化を目的とした実証実験を実施 群馬県みなかみ町

2020.01.21
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)とJR東日本スタートアップ株式会社(東京都新宿区、柴田裕社長)は、「JR東日本スタートアッププログラム2019」で採択した株式会社VILLAGE INC(静岡県下田市、橋村和徳代表)と協業し、2月12日~3月22日の期間、上越線「土合」駅(群馬県みなかみ町)に無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」を開設、地域活性化を目的とした実証実験を実施する。

同取り組みは、トンネル内にあり、日本一のモグラ駅として知られる同駅にグランピング施設を展開、無人駅の新たな価値を提供するというもの。
旅行者や登山者だけでなく、地元の人も気軽に立ち寄れる、多くの人が集う地域交流が盛んな場を生み出し、地域の活性化を目指す。
期間中は、駅舎内外を活用し、宿泊施設や飲食施設、野外ロウリュサウナなどを展開するほか、各種イベントも開催するという。

202001211200

実証実験のモニター宿泊プランで使用する「モグラハウス」は、国内初の泊まれるインスタントハウス。
室内は直径約4m・約20㎡で、提供内容は寝具・照明器具・アメニティ・食事(夕食・朝食)など。
一般のテントに比べ、頑丈で断熱性に優れているのが特徴で、冬でも暖かく快適に過すことができ、テント内から電車が見える客室で非日常感を演出するという。
客室数は全2室、収容人数は2名~、宿泊料金は1人あたり1万
8,000円(税別)。
協力企業は株式会社LIFULL ArchiTech。

駅舎内にはラウンジ「モグ cafe」を設置。
谷川岳周辺のアクティビティを楽しむ人や地元の人が気軽に立ち寄り休憩できるよう、おにぎりやみそ汁などを販売する。
営業時間は7時~18時(予定)。
自然の中で手軽に楽しめるサウナ「野外ロウリュサウナ」(営業時間11時~18時予定、定員4名程度)も特設するという。
協力企業は株式会社メトス。

無人駅グランピング施設「DOAI VILLAGE」の実証実験期間は2月12日~3月22日。
実施場所は上越線「土合」駅(群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽)。