【ニュース】 大和リースなど、「JR土山駅南町有地活用事業」の活用事業者に選定 兵庫県播磨町
2014.06.16
大和リース株式会社(大阪市中央区、森田俊作社長)グループは6月13日、JR土山駅南町有地活用方針検討委員会が実施した公募型プロポーザル方式による審査の結果、JR土山駅南町有地活用事業(兵庫県播磨町)の優先交渉権者に選定されたと発表した。
同委員会は、JR土山駅(兵庫県播磨町)南の町有地で、同町の玄関口としてふさわしい景観を持ち、利便性が高くにぎわいと交流のある空間形成を目指し、立ち上げられた委員会。
事業予定地では、JR土山駅前で播磨町らしい景観づくりやターミナル機能の向上に向け、町による駅前交流スペース及び民間による商業・サービス施設を導入。
民間施設の駐車場の一部では、駅利用者のための送迎用駐車場、町民の駅前交流スペース利用者用駐車場として活用する。
※画像はイメージ。
対象となる町有地は、敷地南側には町道土山新島線及び駅前広場、東側には歩行者専用道路、西側には町有地に立地する特定医療法人社団仙齢会はりま病院の敷地、北側には町が整備予定の防災公園及び町道がそれぞれ接している。
事業形態は、町有地に事業用定期借地権を設定し、事業者は民間施設(事業者の所有)の設計・建設・維持管理・運営を行うというもの。
町は事業者の民間施設の一部を賃借し、駅前交流スペース(70㎡)として運営する。
事業者は基本設計・実施設計段階で、駅前交流スペースの位置及び内容、敷地北側の町が整備する防災公園との関連について、町と協議をすることとしている。
なお、募集方式は、町有地及び駅前交流スペースの賃貸借の提案価格だけで決定する入札方式ではなく、民間活力による事業計画について提案を募り、提案価格と事業提案の両方を総合的に判断する公募型プロポーザル方式で運営事業者を決定する形とした。
事業名「JR土山駅南町有地活用事業」の事業予定地は、兵庫県加古郡播磨町北野添2丁目1604-1ほか。
敷地面積は約4,760㎡。