【ニュース】 西日本鉄道など、大規模まちづくり開発「三国が丘プロジェクト」の地区名称を「あすみ」に決定、安心・安全な多世代コミュニティを創出する新しい沿線開発モデルの実現へ 福岡県小郡市

2015.09.07
西日本鉄道株式会社(福岡市中央区、倉富純男社長)は9月4日、西鉄天神大牟田線「三国が丘」駅西側(福岡県小郡市三沢)で推進中の大規模なまちづくり開発計画「三国が丘プロジェクト」の名称(タウンネーミング)が「あすみ」に決定したと発表した。

名称には、この街に暮らす全ての人々に、明日への希望・期待・夢を描いてもらいたいという思いを込めたという。
今年6月度の小郡市議会議決を受け、今年10月より同エリアの新しい町名(字名)として採択される。

同計画では、「タウンマネジメント」を重視した一体的なまちづくりを推進。
「つながるまち」をキーワードに、多世代コミュニティの活性化と安心・安全な生活環境の実現を両立し、維持・発展させていくとしている。
20150907三国ヶ丘プロジェクト

同計画の開発エリアは、小郡市と筑紫野市にまたがる九州最大規模の住宅団地「小郡・筑紫野ニュータウン」内の「三国が丘」駅(西口)正面に位置。
同駅は急行停車駅で、天神まで電車で約29分という立地に加え、周辺は豊かな緑に囲まれている。

総面積12.6haの敷地には、255戸の戸建住宅や分譲マンション「サンリヤン三国が丘駅前」の建設を進めているほか、今後も医療関連施設の誘致やシニアマンションの建設を計画しており、多世代が暮らす街となるという。

また、子育て・ミドル・シニアなどの異なる世代をつなぐため、集会やサークル活動に使用できる「クラブハウス」や、果物や野菜の収穫を通じて交流を育むコミュニティ農園「収穫の庭」なども整備。

さらに同計画に合わせ、「三国が丘」駅内外装の改修工事も実施、駅前に99台分のパークアンドライド駐車場を整備するほか、小郡市協力のもと自由通路のバリアフリー化や駅前広場・駐輪場の整備も実施される。

「三国が丘プロジェクト」の所在地は福岡県小郡市三沢(みつさわ)。
開発期間は平成25年10月~平成28年3月(予定)。
開発面積は12.6ha。
総戸数は318戸(予定、戸建住宅255戸、分譲マンション63戸)、その他、シニアマンションの建設を計画。