【ニュース】 全但バスなど、八鹿営業所でリニューアルプロジェクトを実施、「兼業人材」から事業アイデアを募集 兵庫県養父市

2019.10.28
全但バス株式会社(兵庫県養父市、桐山徹郎代表)は、株式会社ローカルフラッグ(京都府与謝野町、濱田祐太社長)・株式会社但馬銀行(兵庫県豊岡市、坪田奈津樹頭取)と連携し、全但バス八鹿営業所(兵庫県養父市)のリニューアルプロジェクトを実施する。

同プロジェクトは、養父市の表玄関となっているJR「八鹿」駅前の同営業所を活用し、新たな賑わいを生み出すというもの。
その一環として、同プロジェクトにかかわる事業アイデアの提供と計画策定、実行支援などに協力する「兼業人材」をローカルフラッグが運営する「ふるさと兼業」で募集する。

同営業所は、約40年前に建設された3階建ての建物。
現在はバスのチケット売り場や待合室、事務所の機能を担っているが、使用しているのは1階のフロアのみで、2階と3階は活用ができていないという。
今回、同営業所の建て替えを機に、同プロジェクトの発足に至った。

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同プロジェクトでは、全但バスが持つあらゆる経営資源を活用可能。
同営業所周辺に所在する空き地のいくつかは全但バスで保有しており、建物の利活用だけでなく、空き地の活用も含め、提案することも可能としている。
具体的には、同営業所に隣接する空き地(約800㎡)があり、現在は簡易駐車場となっているが、ここに何かを創ることなども可能だという。

今回、同プロジェクトにかかわる兼業人材を募集するサイト「ふるさと兼業」は、近隣地域発のベンチャー企業であるローカルフラッグが運営するサイトで、都市部の副業・兼業ニーズのある人材に対し、魅力的な地方の事業をプロジェクト単位で紹介するマッチングシステム。
「熱意と共感からはじまる」をコンセプトに、現在、全国各地16エリアで事業を展開、500人を越える兼業希望の会員が登録している。

全但バスは、同営業所のリニューアル事業を実施するにあたり、但馬銀行が実施する「たんぎん人材サポートデスク」の支援策を活用。
そこで「ふるさと兼業」の紹介を受けたという。

​募集期間は10月16日~11月15日。
応募は「ふるさと兼業」HPより。