【ニュース】 国道九四フェリー、佐賀関港新ターミナルビルの供用を12月1日より開始、乗船予約・発券システムも更新 大分県大分市

2019.10.25
近鉄グループの国道九四フェリー株式会社(大分県大分市、三重野雄資社長)は、年々増加傾向にある利用者の利便性向上を図るため、昨年12月より建設を進めていた佐賀関港新ターミナルビル(大分県大分市)の供用を12月1日より開始する。

合わせて、乗船予約・発券システムも更新、乗船券のインターネット事前決済や、事前決済した乗船券を窓口で並ぶことなく受け取り可能な自動発券機「らくらくチェックイン端末機」なども導入。
11月1日~12月1日以降の乗船予約・決済を受け付け、12月1日より「らくらくチェックイン端末機」の稼働など、新システムに基づいた運用を開始する。

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新ターミナルビルでは、利用客や地元の人々に親しんでもらえるよう、外壁にガラス素材を多用し、明るく開放感のある空間デザインとした。
売店スペースも拡大し、地元大分県の特産品など、品揃えの充実を図るほか、2階にレストラン&カフェを設置、佐賀関特産の海藻「くろめ」の入った「くろめうどん」や、大分名物「とり天」を使用した「とり天定食」などのメニューを提供する。
さらに、佐賀関港が一望できる展望デッキを3階に新設、バリアフリー対応の多目的トイレやエレベーターも設置するという。

新ターミナルビルの所在地は大分県大分市大字佐賀関750。
構造・規模は鉄骨造・地上3階建、延床面積は約910㎡。
事業費は約5億円。