2019.10.23
株式会社星野リゾート（長野県軽井沢町、星野佳路社長）は、「星のや」ブランドでは8軒目となる「星のや沖縄」（沖縄県読谷村）の開業日を2020年5月20日に決定した。

同施設のコンセプトは「グスクの居館」。
沖縄の史跡「グスク」からインスピレーションを得て作られた「グスクウォール」と呼ばれる塀に囲まれ、グスクウォールと海岸線の間には客室や畑が広がる。
沖縄らしさを感じる独自の景観の中で、暮らすように滞在するリゾートステイを提供するという。

同施設は、沖縄で「イノー」と呼ばれるサンゴ礁に囲まれた、浅く穏やかな海が広がる海岸に立地。
現在の沖縄では希少となった、人の手が入っていない自然海岸が続き、客室はその海岸線に沿うように配置する。
全ての客室から近い距離で海を眺められるよう、低層階でオーシャンフロントであることにこだわって設計したという。

各客室には、気軽に出入りできる土間を設け、大きなテーブルを備えた「土間ダイニング」を設定。
海の中にいるような落ち着いた雰囲気が特徴のメインダイニングでは、「琉球シチリアーナ」をコンセプトに、沖縄の食材とシチリア料理の技法を組み合わせたコース料理を提供するとしている。

「星のや沖縄」の所在地は沖縄県中頭郡読谷村字儀間474、交通は那覇空港より車で約1時間。
客室数は100室、パブリック施設はプール・ライブラリーラウンジ・スパ・メインダイニングなど。